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Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
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「南粤美食」にてランチ

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 かつて開港道にあった「金鹿」。夜遅くまで営業している店としてよく使わせてもらった。
 20年以上前の中華街では閉店時間の早い店がほとんどだったので、ここは非常に便利だったのである。

 あれが閉店してからもう何年になるだろうか。跡地には飲食店ではない店が入ったりしていたのだが、近ごろそこに新しい中華料理店がオープンした。(前回の記事を参照してね)


 場所はここだ。↑
 隣は「すしざんまい」の裏通用口なので、あまり人の通らないところ。


 土鍋飯だけではなく、通常のサービスランチも始めたというので、先月下旬、再訪してみた。
 メニューにはエビチリ、スブタ、牛肉とピーマンの細切り炒めが出ている。
 初ランチのお店ではなるべく酢豚にしているので、迷うことなくこれを注文した。

 見た目は赤い色がほとんどなく、代わってパイナップルの黄色が目立つ。
 

 まともなお肉がタップリと使われている。脂身は少なく、コロモとの相性もいい。
 甘辛のタレにはパイナップルの酸味が加わって、なかなか美味しい仕上げになっていた。

 カウンター内で鍋を振るシェフも、料理を運ぶフロアのおねえさん方も、みんな感じが良いのだが、問題が一つだけある。
 それはタバコの煙だ。

 極小の空間で隣から流れてくるのは、困ったもの。
 ランチタイムは禁煙にしてくれたら嬉しいのだが……


 ところでこの日は、中華街でランチを食べる前に、取材で南区方面を歩き回っていた。
 この町は中区以上に古いものが残っていて、私の琴線に触れるものが多い。
 

 大通り公園から真金町を眺めると、現役かどうか分からないがこんな質屋がある。


 そういえば伊勢佐木町の裏に超レトロな質屋があったけど、今はどうなっているのかなぁ……
 こういう蔵のある古い質屋はどんどん減っているから、もう消えてしまっているかもしれないが、近いうちに確認しに行ってくるか。
 

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