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Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
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磯子の路地裏探訪 そして洋食「デッサン」にてハンバーグ

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 10月1日は横浜の5区で区制90周年を迎えた。鶴見・神奈川・中・保土ヶ谷・磯子である。その磯子区で9月30日、久しぶりに仲間と一緒に路地裏を歩いて来た。

 木製のゴミ箱。
 昭和20~30年代、もしかしたら40年代まであった、家庭用の路上据置型のゴミ箱だ。たいていはコンクリート製で上蓋と手前の仕切りだけが木製という姿だったが、ここで発見したのは全部が木製!
 すごい古いよね。コンクリート製より前の時代のものだろう。
 さすがに現役ではなくなっているが、ゴミを入れられないように針金で縛っている。こんな姿になってしまったけど、持ち主はこのゴミ箱をゴミとして廃棄する意思はないようで、いまだに残り続けているのだ。

 4軒長屋の一部には今でも人が住んでいるし、無人にはなっているけど6軒長屋も建物は残っている。
 昔懐かしいお店も閉店したまま佇んでいる。なんだか町全体がレトロ博物館といった感じ。


 うっかり見過ごしてしまった病院。後ろを歩く仲間が見つけて教えてくれた。


 本牧の三溪園通り裏にも、こんな感じで産婦人科が残っていたが、最近、それは解体されてしまい、今は駐車場になっている。
 ここは、そんなことにはならずに、ずっと残っていくのかな。

 さて、路地裏を歩き回ったあとは、浜マーケット探訪だ。
 入口の近くに今年できた200円カレーの店が消えていた……
 浜マーケット入口の左側にあった八百屋が、コインランドリーに替わっていた……

 そんな状況を見ながら入った店は「デッサン」。


 3人とも同じメニューを注文。それはハンバーグだ♪
 本来はワンプレートでの提供なのだが、なぜか気まぐれで別皿にしたという。

 ニンジンラぺが美味し~い♪ 私が作るやつは、どんなに細くしても柔らかくならないのだが、どうしたらこんな風にできるのだろうか。
 しかも自家製らしきドレッシング、自分では真似のできない味わいで作られている。


 そしてハンバーグ♪
 厚みがあるけど、中までしっとりとして焼けている。しかも柔らか~い♪
 あまりくどくないソースが、優しい味わいのハンバーグによくあう。これはご飯が進み過ぎるぅ~
 
 よく見るとナイフがすごい。Franceという文字が確認できたけど、あとは読めなかった……
 でも、赤飯番長さんがナイフのことを記事にしてくれているので、リンクさせてもらうね。
 ≪ライヨール社製、ナイフ&フォ-ク! ミツバチのマ-クが目印です。ナイフはやたら切れ味が良く≫と書いておられるが、全くそのとおり。切れ味抜群。
 ってか、ハンバーグだからスパスパ切れて、本当はよく分からなかったんだけどもね…

 ここの料理については、ほかに、いその爺さんや小径のヌシさんも記事にしておられるが、どれもハンバーグはワンプレートだ。
 いその爺さんが食べたときのサラダには、ナスかサツマイモのようなものが見える。
 小径のヌシさんが食べたときのサラダには、レタスと焼きナスが入っている。
 その日の仕入れや気分によって、サラダはいろいろと変化をつけているようだ。こうなると、「どんなサラダが出てくるのか」ということも、この店の楽しみの一つとなってくるね。

 こんな素晴らしい洋食屋さんを訪問した日に、福富町の「タマガワ」が閉店した。


 
 残念……。
 閉店することをもっと早く知っていれば、もう一回、食べに行ったのになぁ……。 
 

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