2週間ほど前のことだが、ギターを練習するため長者町を歩いていたら、追い抜いた婆さんに声をかけられた。といってもナンパじゃないよ。大きな声でこう叫ばれたの。
「旦那さん! それはテニスラケットかえ!?」
私が背負っているギターを見て、婆さんはラケットと勘違いしたらしい。
「いいや、これはギターだよ」
「ふ~ん、大きなラケットだなぁ」
私もデカイ声で返したのだが、どうも聞こえなかったらしい。そこで前より大きく、
「婆ちゃん、これはね、ギターだよ、ギター!!」
「そうかい、大きなラケットだなぁ。テニスコートはそこを左に曲がってすぐだからな」と、再びトンチンカンな返事。
「婆ちゃん! これのどこがラケットなんだよ! こうやって弾く楽器、ギターっていうの!」
エアギターで婆さんに説明するが、それでもまだこれをテニスラケットだと思い込んでいるみたいで、私が交差点をまっすぐ進んで練習会場へ向かっていくと、うしろから大声で叫んできた。
「旦那さん!! テニスコートはそっちじゃないよ! その角を左に曲がって行くんだよ!!」
もう、思いこんじゃったら修正がきかないんだろうね。
いつまでも交差点に立ち止まったまま、どんどん離れていく私に向かって同じことを叫び続けていた。
2週間以上も前のことで、すっかり忘れていたのだが、大坂ナオミさんが全豪オープンで優勝したシーンを観ていて思い出した次第。
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「旦那さん! それはテニスラケットかえ!?」
私が背負っているギターを見て、婆さんはラケットと勘違いしたらしい。
「いいや、これはギターだよ」
「ふ~ん、大きなラケットだなぁ」
私もデカイ声で返したのだが、どうも聞こえなかったらしい。そこで前より大きく、
「婆ちゃん、これはね、ギターだよ、ギター!!」
「そうかい、大きなラケットだなぁ。テニスコートはそこを左に曲がってすぐだからな」と、再びトンチンカンな返事。
「婆ちゃん! これのどこがラケットなんだよ! こうやって弾く楽器、ギターっていうの!」
エアギターで婆さんに説明するが、それでもまだこれをテニスラケットだと思い込んでいるみたいで、私が交差点をまっすぐ進んで練習会場へ向かっていくと、うしろから大声で叫んできた。
「旦那さん!! テニスコートはそっちじゃないよ! その角を左に曲がって行くんだよ!!」
もう、思いこんじゃったら修正がきかないんだろうね。
いつまでも交差点に立ち止まったまま、どんどん離れていく私に向かって同じことを叫び続けていた。
2週間以上も前のことで、すっかり忘れていたのだが、大坂ナオミさんが全豪オープンで優勝したシーンを観ていて思い出した次第。
