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Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
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あの「オリヂナルジョーズ」は中華街にあった

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 3月13日の記事で出前の話を書いたら、直接は関係ないのだがイサさんから西門通りのことに関するコメントをいただいた。そこには、こんなことが書かれている。

 子供の頃から住んでいたので!福田電気さんが貸し本屋さん、未だ、外人バーかなぁ?日本初のゴーゴーバーレッドシューズ。(今、ウィンドジャマー)怪しい感じだった元酔仙の銀馬車。地図には載ってませんが、福建路に有るタクシー会社ダイエー交通の前はイタリアンレストラン、オリジナルジョーズが有りました。懐かしい地図ありがとうございました。

 驚いたのは、コメントの後半にある「ダイエー交通の前はイタリアンレストラン、オリジナルジョーズが有りました」という部分。関内桜通りでやる前は中華街でやっていたんだねぇ。
 ということで、さっそく昭和40年(1965)の地図を調べてみた。それが冒頭の画像である。
 空地と表示されている場所に、現在のタクシー会社が建てられている。「オリヂナルジョーズ」はその隣にあったんだぁ。
 
 この一画、よく見るとバーやクラブに混じって「焼き鳥屋」さんとか「食堂」、「朝鮮料理店」、「レストラン」などがあったことが分かる。
 中華料理店は「復陽軒(福養軒の昔の表記)」、「大新楼」、「大珍楼」ぐらいしかない。
 つまり、現在の中華街が中華料理一色になる前は、様々な業種が並んでいたのだ。外から遊びに来る人たちばかりが利用する町ではなく、ここに住んでいる人々が生活する場であったということだ。

 「ひとつだけ」というのは好きじゃないし、リスクが伴う。かつて公共事業だけに頼っていた建設会社が結構倒産していた記憶がある。
 

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