横浜市が発行していた季刊誌『横濱』が休刊する2年前、民間会社から『濱手帖』という季刊誌が創刊された。うかつにも、私はこの雑誌が出たことに気づいていなかった。『濱手帖』の存在を知ったのは、季刊誌『横濱』の休刊直前だった。
発行所は「PtoP合同会社」で、編集人・発行人は香月千秋さん、イラストはヒサクニヒコさん。香月さんはJTBを退職してこの会社を立ち上げたという。コンセプトは「関内関外・横浜を楽しむための文化情報誌」。なんだか『横浜文化情報誌』を思い出す…。
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これが、その第1号である。創刊の挨拶にはこんなことが書かれている。
この街に住みかかわってこられた方々の話をうかがい、これを糸口に今の楽しみ方を案内していきます。町の活性化や記録作りのお役に立ちたいと思います。
私が映画を観たら寄りたい店は、「コトブキ」だね。
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第2号。特集は「港町の名店、魂の物語」だ。横浜にはギリシャバーや料理店が多かったよね。よく行ったのが「スパルタ」と「アポロ」。中華街には今でも「アテネ」と「ゾルバ」があるよね。
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ハマ自慢のコーナー。連載が続くのかと思ったら、どうもそうではないようだ。4号で終わったみたい。
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第3号の特集は「横浜港、私流」 ~ハマっ子15人が語る ミナトを楽しむ感じる思い出す~
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なんとなく、季刊誌『横濱』を思い出させる雰囲気。
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第5号の特集は銭湯だ。関内関外に特化した文化情報誌ということで、取り上げられている銭湯は、仲乃湯、利世館、横浜天然温泉くさつ、恵びす温泉、亀遊館。最後の亀遊館だけは金沢区だけどね。
銭湯入浴の前後にということで、おすすめの散歩コースが載っているが、できればおすすめの呑み屋さんも紹介してほしかった。
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毎回載っているヒサクニヒコ氏の漫画がほのぼのとしていていいね。
私の銭湯特集です。昭和30年代のですけどね。参考にどうぞ。
昭和31年の地図に見る銭湯No.1 中将湯(山下町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.2 山下温泉(山下町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.3 伊勢の湯(北仲通)
昭和31年の地図に見る銭湯No.4 松乃湯(住吉町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.5 常盤湯(常盤町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.6 元町温泉(元町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.7 石川温泉(石川町)
さらにオマケで、どうぞ。
横浜歴史博物館で開催中の「銭湯と横浜」に行ってきた(2018年02月12日)
「銭湯と横浜」企画展@開港資料館(2018年03月16日)
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第7号は「市電の時代」。懐かしい写真がたくさん出てくるよ。
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ヒサクニヒコ氏が思い出しているのは横浜駅東口前だね。私にはまったく記憶がないのが残念だが。
さて、私が持っている7冊を見て、アレにも似たところがあるなと思ったのは、
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星羊社が出している『はま太郎』だ。表紙にはイラストが入っている。
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そして、お店の紹介も店主や食べ物のイラスト入りだ。どちらもイラストを描く人が編集に関わっているから、雰囲気が似てくるんだろうね。
ということで、現在私が持っている『濱手帖』をご紹介してきたが、販売店は少ない。私が買った店は元町の「高橋書店」である。
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西の橋から川岸通りを谷戸橋方向に歩いていくと、「高橋書店」の裏口が現れる。
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こちら側はこういったポスターが貼られていなければ完全に見過ごしてしまうような入口だ。
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季刊誌『横濱』とならんで季刊誌『濱手帖』の案内も掲出されていた。ここから2階に上がると書店の入口がある。
これを買うために店内に入ったのだが、以前来た時と比べると、ずいぶんとスッキリしていた。堀川側のスペースが空いているのだ。店長さんに訊くと、この部分は貸しスペースにしたという。
ちなみに、店長のお名前は鈴木ハマ子さん。もらった名刺にそう書いてあった。
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元町ショッピングストリート側の入口。こっちも分かりづらいかもね。注意して歩かないと、あっという間に通り過ぎてしまうよ。
この本屋さんには他にも面白いものが並んでいるので、みなさん、ぜひ行ってみて♪
帰りは元町5丁目にある「愛知屋」で角打ちというのがおすすめだ。
←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね
発行所は「PtoP合同会社」で、編集人・発行人は香月千秋さん、イラストはヒサクニヒコさん。香月さんはJTBを退職してこの会社を立ち上げたという。コンセプトは「関内関外・横浜を楽しむための文化情報誌」。なんだか『横浜文化情報誌』を思い出す…。

これが、その第1号である。創刊の挨拶にはこんなことが書かれている。
この街に住みかかわってこられた方々の話をうかがい、これを糸口に今の楽しみ方を案内していきます。町の活性化や記録作りのお役に立ちたいと思います。
私が映画を観たら寄りたい店は、「コトブキ」だね。

第2号。特集は「港町の名店、魂の物語」だ。横浜にはギリシャバーや料理店が多かったよね。よく行ったのが「スパルタ」と「アポロ」。中華街には今でも「アテネ」と「ゾルバ」があるよね。

ハマ自慢のコーナー。連載が続くのかと思ったら、どうもそうではないようだ。4号で終わったみたい。

第3号の特集は「横浜港、私流」 ~ハマっ子15人が語る ミナトを楽しむ感じる思い出す~

なんとなく、季刊誌『横濱』を思い出させる雰囲気。

第5号の特集は銭湯だ。関内関外に特化した文化情報誌ということで、取り上げられている銭湯は、仲乃湯、利世館、横浜天然温泉くさつ、恵びす温泉、亀遊館。最後の亀遊館だけは金沢区だけどね。
銭湯入浴の前後にということで、おすすめの散歩コースが載っているが、できればおすすめの呑み屋さんも紹介してほしかった。

毎回載っているヒサクニヒコ氏の漫画がほのぼのとしていていいね。
私の銭湯特集です。昭和30年代のですけどね。参考にどうぞ。
昭和31年の地図に見る銭湯No.1 中将湯(山下町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.2 山下温泉(山下町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.3 伊勢の湯(北仲通)
昭和31年の地図に見る銭湯No.4 松乃湯(住吉町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.5 常盤湯(常盤町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.6 元町温泉(元町)
昭和31年の地図に見る銭湯No.7 石川温泉(石川町)
さらにオマケで、どうぞ。
横浜歴史博物館で開催中の「銭湯と横浜」に行ってきた(2018年02月12日)
「銭湯と横浜」企画展@開港資料館(2018年03月16日)

第7号は「市電の時代」。懐かしい写真がたくさん出てくるよ。

ヒサクニヒコ氏が思い出しているのは横浜駅東口前だね。私にはまったく記憶がないのが残念だが。
さて、私が持っている7冊を見て、アレにも似たところがあるなと思ったのは、

星羊社が出している『はま太郎』だ。表紙にはイラストが入っている。

そして、お店の紹介も店主や食べ物のイラスト入りだ。どちらもイラストを描く人が編集に関わっているから、雰囲気が似てくるんだろうね。
ということで、現在私が持っている『濱手帖』をご紹介してきたが、販売店は少ない。私が買った店は元町の「高橋書店」である。

西の橋から川岸通りを谷戸橋方向に歩いていくと、「高橋書店」の裏口が現れる。

こちら側はこういったポスターが貼られていなければ完全に見過ごしてしまうような入口だ。

季刊誌『横濱』とならんで季刊誌『濱手帖』の案内も掲出されていた。ここから2階に上がると書店の入口がある。
これを買うために店内に入ったのだが、以前来た時と比べると、ずいぶんとスッキリしていた。堀川側のスペースが空いているのだ。店長さんに訊くと、この部分は貸しスペースにしたという。
ちなみに、店長のお名前は鈴木ハマ子さん。もらった名刺にそう書いてあった。

元町ショッピングストリート側の入口。こっちも分かりづらいかもね。注意して歩かないと、あっという間に通り過ぎてしまうよ。
この本屋さんには他にも面白いものが並んでいるので、みなさん、ぜひ行ってみて♪
帰りは元町5丁目にある「愛知屋」で角打ちというのがおすすめだ。
