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Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
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「大珍楼」の中に「飲茶發發」がオープンしていた

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 「大珍樓本店」1階の左側スペースって、使い方がなかなか一定しないようだが、今回はご覧のようなスタイルに変っていた。

 ヱビスのマーク入り暖簾が架かって、なんだか飲食店っぽい感じになっている。いや、そういう言い方はヘンか…ここは中華料理店なんだからね。

 「大珍樓本店」の入口はもっと右側にあるので、こっちは明らかに別の店っていう雰囲気だ。
 で、よく見ると「横濱中華街餃子専門館」という看板が。


 「大珍樓」は陸蘇珍によって1947年に創業されたという。戦後すぐだったんだね。
 2代目・陸佐光が同店を中華街で3番目に大きい店に拡大。そして、このたび3代目の陸定全が店を引き継いだと書かれている。

 これを機会に、3代目にとってはお婆さんであった創業者の妻が作っていた「賄いの餃子」を提供することになったそうだ。
 


 水餃子が1個80円から。
 生ビールはもちろんヱビスだ。1杯400円♪


 歩道には立ち飲みのためのテーブルが2脚。
 灰皿付きだぁ……(テンション下がる)。

 分煙化するには仕方ないのかもしれないが、嫌煙家はこちら側を歩かなくなるだろうね。


 で、私は中に入ってみた。
 壁際にカウンター。
 お店の方が「イスをお持ちします」と言ってくれたが、生ビール1杯をサクッとやって帰るんだから、イスはいらない。


 注文したのは發發セット。880円。
 生ビールが400円で、水餃子が1個80円のが6個入りだから480円。
 セットにしてもお得感はなかったかぁ…


 反対側はレジ、厨房、売店など。



 注文してから作っているので、結構時間はかかった。
 先日、某有名中華屋さんで食べた蒸し餃子は、ヒダの部分が硬くて、いかにも解凍したという感じがモロに出ていたが、こちらの水餃子はそんな感じがしない。
 生なのだろうか、それとも解凍がうまいのか。


 もっちりした皮も、ジューシーで旨みタップリの中身も、なかなか美味しいじゃん♪
 これなら再訪もありだ。

 中華街には、こういう立ち呑みが欲しかったんだよね。
 むかしは、善隣門の前に「万両」という酒屋があって、近隣のサラリーマンがよく角打ちをしていたっけ。
 
 あれくらいの規模がないと角打ちは無理だろうけど、小さな立ち飲み屋さんくらい出来てもいいのだが…
 でも、もうそんな時代じゃないのかもなぁ…


 この店でメザシ、ぬた、モツ煮込み、日本酒(お燗)なんかもやってくれると嬉しいなぁ。

 

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