Quantcast
Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
Viewing all articles
Browse latest Browse all 2506

昭和5年建築のインペリアルビル

$
0
0
 この写真は水町通りの「インペリアルビル」(横浜市中区山下町25)である。(1992年ごろ撮影)
 昭和5年(1930)、建築家・川崎鉄三が、外国人向けのアパート(長期滞在型の宿泊施設)として建てたのだが、80年以上経っても商業ビルとして、まだまだ現役で使われている。
 すごいなぁ~。
 
 建物はガラス張りや直線的なデザインが特徴のモダニズム建築で、何年か前に横浜市歴史的建造物に指定された。
 ここは外観より内部が素晴らしい。
 

 階段の手すり。カーブする部分は一本の木を曲げてつくっているのだ。

 
 こんなデザインもいいなぁ~。

 この階段を上がっていくと、内部には建築系の事務所がたくさん入っている。最近、内部を見せていただいたのだが、上げ下げ窓の付いている部屋なんかがあって、こんなところで仕事をしたら、はかどるだろうなぁ、なんて思わされた。


 これは最近、踊り場に置かれたレトロなファニチャーとラヂオ。


 昔はラジオを設置するのに許可が必要だったんだねぇ。


 ラジオ局の写真もある。


 うわ~、懐かしい~~
 黒電話じゃん。

 ビルも古くて素晴らしいけど、内部もすごいなぁ♪
 ここの部屋を借りて事務所を開けたら……なんて、無理か。

 
 建物探訪のあとは中華街に繰り出し酒宴だ。
 行った先は「東北人家新館」。


 手前は豚の背ガラ醤油煮。これは羊の方がいいね。
 それにキュウリのニンニク和え、茄子のなんちゃら。これは旨かった。
 

←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね







Viewing all articles
Browse latest Browse all 2506

Trending Articles