サッカーのワールドカップ、日本対ベルギー戦のあった日の昼は山手駅の近くにいた。久しぶりの大和町・麦田界隈である。
さあ、ランチを食べるのは「奇珍」か「三溪楼」か、あるいは少し歩いて「華香亭」にするか、そんなことを考えながら大和町商店街を歩いていた。
私がこの街に来たとき、必ず寄る場所がある。それは第六天稲荷だ。この日もそこを訪ねると、ふだん見慣れている狐がいつもと違うように見えた。
右足で押さえている珠がサッカーボールになっているような気がしたのだ。もちろん、それは錯覚だったのだが、サッカーに対する関心が薄い自分でも、この日はベルギー戦のことが気になっていたのかもしれない。
そんなことで、第六天では日本の必勝を祈願してきた。
この狐の珠で思い出したのだが、本牧の吾妻神社にはおもしろい狛犬がいる。
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これだ。狛犬が片足で押さえているのは「祈念」と書かれた弾丸。もう一匹のほうは「戦捷」と刻まれた丸い砲弾を押さえている。
2匹合わせて「戦捷祈念」。もちろん、日露戦争の戦勝モニュメントである。
第六天で丸い珠を見て、こんなことまで思い出したのだが、ランチのほうがまだ決まらない。
本牧通りに出て、さて、どっちに行くか。とりあえず右だな。やがて目の前に「酔亭」が現れた。この先、「三溪楼」、「笑苑」と続く。
久々に「三溪楼」の「ラーメンと山菜ご飯のセット」にするか、それとも、もう少し歩いて「華香亭」に行き例のバンメンにするか、いろいろ悩んだが、結局いちばん近い「酔亭」のドアを開けることに。
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壁メニューに「味噌担担麺」というのがあったのでそれを注文。10分くらいかかって運ばれてきたのが、これ。
見た目は味噌ラーメンだが、麺をひっくり返しスープをかき混ぜると、赤い辛そうなヤツが浮き上がってきた。まずはスープを一口すする。
担担に進化した味噌という感じ。旨辛い。ひと口のはずが何度もレンゲを往復させてしまった。これじゃあ、麺を食べるころには汁なしになってしまう。
やっぱりここはスープも麺も美味しい♪ 完食完飲してしまった。
食べ終えた時には頭から大汗がダラダラ……
。
次回、この辺に来たら、「三溪楼」のバンメンかな、と思いながら店を出た。
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さあ、ランチを食べるのは「奇珍」か「三溪楼」か、あるいは少し歩いて「華香亭」にするか、そんなことを考えながら大和町商店街を歩いていた。
私がこの街に来たとき、必ず寄る場所がある。それは第六天稲荷だ。この日もそこを訪ねると、ふだん見慣れている狐がいつもと違うように見えた。
右足で押さえている珠がサッカーボールになっているような気がしたのだ。もちろん、それは錯覚だったのだが、サッカーに対する関心が薄い自分でも、この日はベルギー戦のことが気になっていたのかもしれない。
そんなことで、第六天では日本の必勝を祈願してきた。
この狐の珠で思い出したのだが、本牧の吾妻神社にはおもしろい狛犬がいる。

これだ。狛犬が片足で押さえているのは「祈念」と書かれた弾丸。もう一匹のほうは「戦捷」と刻まれた丸い砲弾を押さえている。
2匹合わせて「戦捷祈念」。もちろん、日露戦争の戦勝モニュメントである。
第六天で丸い珠を見て、こんなことまで思い出したのだが、ランチのほうがまだ決まらない。
本牧通りに出て、さて、どっちに行くか。とりあえず右だな。やがて目の前に「酔亭」が現れた。この先、「三溪楼」、「笑苑」と続く。
久々に「三溪楼」の「ラーメンと山菜ご飯のセット」にするか、それとも、もう少し歩いて「華香亭」に行き例のバンメンにするか、いろいろ悩んだが、結局いちばん近い「酔亭」のドアを開けることに。

壁メニューに「味噌担担麺」というのがあったのでそれを注文。10分くらいかかって運ばれてきたのが、これ。
見た目は味噌ラーメンだが、麺をひっくり返しスープをかき混ぜると、赤い辛そうなヤツが浮き上がってきた。まずはスープを一口すする。
担担に進化した味噌という感じ。旨辛い。ひと口のはずが何度もレンゲを往復させてしまった。これじゃあ、麺を食べるころには汁なしになってしまう。
やっぱりここはスープも麺も美味しい♪ 完食完飲してしまった。
食べ終えた時には頭から大汗がダラダラ……

次回、この辺に来たら、「三溪楼」のバンメンかな、と思いながら店を出た。
