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Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
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今年も美味しい毛ガニをいただいた

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 北海道に住む義弟から、今年も毛ガニが届いた。

 さっそく冷蔵庫内で解凍開始! それからが大変だ。とにかく忙しい。ドアを開けては甲羅を触り、融け具合を確認していく。

 そんな簡単に解凍されないのは分かっているのに、気になってしまうんですね。

 翌日の夕食どき、餃子を茹で、ワインも開けて、今か今かとカニが運ばれてくるのを待つ。
 テーブルに載せられたカニは、ちょうどいい具合に解凍されていた。

 まずは足から食べる。殻を切る専用のハサミを使うと便利なのだが、私は前歯でカチ割るのが好き。
 密集した蟹の毛がサワサワしていて気持ちいいし、割った時に出てくる旨みたっぷりの汁が、いきなり口中に飛び込んできて、これから始まる饗宴を予感させてくれるからだ。
 
 こうして1本、2本と食べ進み、いよいよ本体に取り掛かる。

 パカッと割ると、白く輝くタップリの身が現れた。そして旨そうなミソ。
 身をほぐしてミソと和えて、鳥のヒナに与えるエサのように、自分の口中にポイ。
 かすかにオホーツク海の潮気を感じる。もちろん、柔らかくてしっとりした身が旨い!

 2,3口ほど食べてはワインをゴクリとやる。気分はもう、北海道のレストランだ。

 いいね♪

 再びカニを2,3口食べてから、今度は餃子を齧る。
 かすかに中国大陸の風を感じる。気分はもう、大連のレストランだ。

 ごちそうさまでした。どうもありがとう。 
 

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