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Channel: 中華街ランチ探偵団「酔華」
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「一楽」にて先週は優しい味の大根もち、そして今週は…

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 今年の旧正月は1月31日だった。

 春節というと、むかしは前日の夜から街を歩き回っていたものだが、最近はそんなことをする気力もなく、もっぱら他の方々のブログで愉しませていただくことが多くなった。

 だから、この時期の楽しみといえば、旧正月らしいランチメニューを食べることくらいかな。




 と、思っていたら、「一楽」で「大根もちとエビのうす塩炒め」というのが先週の日替わりランチに登場してきた。

 最近は一年中、大根もちを見かけるが、もともとは旧正月に食べるものだったらしい。

 料理の解説ブックによれば、大根をおろして茹でたら米粉を混ぜて蒸し、冷ましたものをカットしているらしい。
 こちらは料理店なので他に何かを加えているのだろうがね。

 そんな大根もちを摘まんで食べてみると、非常にやわらかで、奥ゆかしい味わい。
 そこにエビ、タケノコ、スナップエンドウが参加し、薄塩で炒められている。
 旨し! 



 こちらは先週の週替わりランチ「豚レバーの四川風辛味炒め」。
 たっぷりのレバーがピリ辛に炒められている。
 これはご飯がすすみ過ぎるオカズであった。
 
 旨し!




 食後は、いつもの美味しいデザート。
 そして、どなたかのお土産でいただいた外国のお菓子。

 さて、旧正月が明けて最初のランチは、再び「一楽」へ。




 先日の穏やかな「大根もち」から一転して、今日は辛い、辛〜〜い、「牛肉の四川唐辛子煮込み」。
 見ただけで辛いであろうことがよく分かる一品。

 こういうのは、いきなり啜ると極めて危険だ。小皿に取って少しだけ飲みこむ。
 あの激辛麻辣麺のスープほどではないが……。

 



 ほどではないのだが、やはり四川唐辛子煮込みというだけあって、その辛さは半端じゃない。
 食べ始めて数分で、大汗が噴き出してきた。
 辛くて厳しいのだが、不思議とそのベースに旨みが感じられるのだ。
 だから、もう飲むの止めようと思うのだが、なぜかまたレンゲを入れてしまうほど。

 とはいえ、同行者は小皿一杯で手こずっていたがね。 



 週替わりランチから「鶏胸肉と甘酢生姜の醤油炒め」。
 甘酢生姜を中華料理の具材として使ってしまうという、この斬新さがすごい。
 これも美味しかった。




 ニンジンもこういう切り方をしているし…

 蝶々かな、鳥かな。
 これならニンジン嫌いの人でも食べられる。




 週替わりランチから「細切り豚肉と花ニラの辛味炒め」。

 花ニラが美味しい!
 細切り豚肉との相性も抜群だ。ピーマンと一緒に炒めるのはよくあるが、こっちの方が私は好きだな。
 旨し!



 麻辣になった唇を、食後の杏仁豆腐が癒してくれた。

 さらに、頂き物の甘いお菓子で口中を鎮め、新年最初の中華街ランチを締めくくった。



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